秋田市歯科医師会/概要|会長挨拶

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会長挨拶

秋田市歯科医師会会長 佐々木 嘉一

秋田市歯科医師会会長
佐々木 嘉一

この度一般社団法人秋田市歯科医師会会長に就任した佐々木嘉一です。歯科医になって30年、而立の年数となりますが今までの経験を活かし頑張っていきたいと思います。

「なんでも美味しく食べる」「楽しく会話する」ことは人間の生涯にわたる望みです。生まれてから高齢者になるまで歯と口の健康の維持は個人のQOL(生活の質)の向上と生活習慣病の予防や重症化防止のための基本的な要素であり、結果として健康寿命を延ばすことになります。

一般社団法人秋田市歯科医師会ではライフステージ毎に口腔の健康の保持と増進を図るために様々な施策をおこなっております。

具体的には、集団健診として1歳6ヶ月児歯科健診、3歳児歯科健診、小学校の入学前の就学時歯科健診、小中高での学校歯科検診、医療機関方式では2歳児歯科健診、妊婦歯科健診、30・40・50・60・70歳を対象としたおとなの歯科健診、2~5歳児を対象としたフッ化物塗布、小学校で行われるフッ化物洗口などがあります。

また、妊婦や乳幼児・成人・高齢者を対象とした各種健康教室、親子よい歯のコンクールや小学生・中学生を対象としたよい歯のコンクール(平成27年で63回目となります)・小中学校での歯の健康教室等を開催しております。

平成23年度から開始された秋田市内の小学校でのフッ化物洗口について、平成26年度は参加児童数13,229名、全体の89.0%という高い参加率で実施しております。秋田県全体では約41,000名の児童生徒がフッ化物洗口を行っていますが、年々その効果が出ており12歳児の永久歯の一人当たりの平均むし歯数(DMF)が平成20年に2.5本で全国46位(47都道府県)だったのが平成26年度では1.1本25位にまで改善することができました。将来的にはDMF1.0本未満を目指していきたいと思っています。

ところで秋田市の人口は平成26年において319,497人、高齢者は84,824人(高齢化率26.5%)ですが、10年後の平成37年には総人口は42,000人減少し高齢者人口は10,000人増加し高齢化率は34.4%になると試算されています。

このように秋田市において超高齢化社会はすぐ目の前にきており、「歯・口の健康」と「全身の健康」との関係が明確になってきた現在「訪問歯科診療」「口腔ケア」等がますます重要になってきている現状に我々歯科医はしっかり対応していきたいと思います。

日本歯科医師会では1989年から80歳になっても20本以上の歯を保とうという「8020運動」をおこなっていますが、8020を達成するためには80歳になってから気をつけるのでは遅く、乳歯が生えるころから高齢者になるまで継続して自分の口の中の健康を考えながら正しい生活習慣を続けて行くことが大事なのです。

最後になりますが、秋田市歯科医師会は会員数182名(平成27年6月23日現在)で組織された「学術の向上と公衆衛生の普及向上をはかることにより市民の健康と生活の質を確保し、社会福祉に寄与すること」を目的とした一般社団法人です。

私たちは地域の皆様のQOLの向上と健康寿命の延伸をはかるよう努力を重ねているところです。市民の皆さまとともに健康な街づくりに貢献していきたいと考えております。