概要会長あいさつ

会長 清水真木雄
会長 清水真木雄

秋田市歯科医師会会長

清水 真木雄

ごあいさつ

 この度一般社団法人秋田市歯科医師会会長に就任いたしました、清水真木雄です。
 国難とも言われたコロナ禍も令和5年5月をもって感染症としては5類となり一応の決着がつくやに思えましたが、現実には非常に多くのコロナ患者が引き続き医療機関を受診されている状況です。我々も気を緩めることなく引き続き感染予防に取り組む必要があります。其のことがいずれ必ず訪れる次なるパンデミックの備えになると確信しております。これまで同様、日本歯科医師会や厚労省などからの情報を会員にいち早く正確に伝えるよう努力します。

 ライフステージに沿った歯科検診(健診)の実施を!という目標を掲げ10数年取り組んできました。弱いと思われていた現役世代の歯科検診も企業検診の増加により改善が見られるようになってきました。しかしその割合はその前後の世代に比べまだまだ低いのが実情です。現役世代の歯科検診実施率、受診率向上に向け、行政、企業などと連携を強化していきます。

 秋田市内の小中学校でのフッ化物洗口事業実施率は100%となっております。学校歯科医のご尽力の賜物であり大変感謝しております。今後は秋田県内で秋田市だけが実施率0%となっている幼稚園、保育園でのフッ化物洗口へも取り組んでいきます。また養護学校での実施についても検討に入る予定です。

 医科歯科のみならず、多職種との歯科医療連携事業も少子高齢化が進む今後は必須の事業となっていきます。現在、市内18か所の各地域包括支援センターに2名の歯科医師を配置し、年に2~3回地域ケアネットワーク会議を開催しているほか、秋田厚生医療センターとの間では医科歯科連携推進事業が開始されております。今後は市内外の拠点病院等と積極的に医科歯科連携を進め、在宅医療介護も強化していく予定です。
 その他にも取り組むべき事業、問題は山積みなのが現状です。会員各位のご協力なしでは解決できない事案ばかりです。何卒執行部へのご協力、ご意見の程よろしくお願い申し上げます。

 最後に監事、理事、委員など引き受けていただいた会員の皆さんに感謝を申し上げ、新任の挨拶と致します。

ページのトップへ